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守口市では平成9年に市民保健センターが開設したのと同時に成人歯科健診を実施しています。
対象者は15歳以上の市民の方全員になっています。
成人歯科健診は他市町村が各医療機関で個別に健診するのと違い、
定点すなわち保健センターで健診し、バラツキの少ない健診を大きな特徴としています。
※今年度の日程・申込方法などは守口市ホームページの令和6年度守口市健康カレンダーにてご確認ください。
治療が必要な虫歯の有無や、歯が抜けたままになっている場合、部分義歯の処置が必要かどうかを診察しています。
歯周病の原因となる歯石の沈着の有無と、歯肉の健康状態(出血、腫れの有無、歯周病の有無と進行の程度)を、 診察と検査(CPITN)で調べます。
プローブという先が小球になっている針を6ケ所の歯と歯肉の隙間に挿入し、 出血・歯石・歯周ポケットの有無を調べます。
0:健全 異常なし
1:出血あり 要指導
2:歯肉の縁、又は歯肉下に歯石あり 要医療
3:浅い歯周ポケット(中等度歯周病の所見)
4:深い歯周ポケット(重度歯周病の所見)
口腔内の清掃状態をチェックする。特に歯垢の付着状況をみています。
楔状欠損・咬合異常・顎関節疾患・粘膜疾患等を発見する。
平成16年より舌苔の項目を新設し、東洋医学的な関知から全身状態を診る事を試みています。
義歯の清掃状況、適合状況、新調もしくは修理が必要かどうか判定します。
他市町村ではほとんど施行されてない検査です。
歯周病の進行度のほか、顎骨内の腫瘍の発見・親知らずの有無などに役立っています。
撮影したレントゲン写真は健診時に2名以上の歯科医師で注意深く判定しています。
現在では 15歳以上(後期高齢者は除く)全員撮影・判定しています。
【総合判定】 受診者全員に送付します。
「異常なし」・「要指導」・「要医療」で判定します。さらに受診者によくわかるように現在歯の本数と「あなたのお口の健康状況」コメントを以下のように付記しています。