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一般社団法人 守口市歯科医師会

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成人歯科健診 
(守口市市民保健センター内)

令和5年度の市民健診(歯科健診を含む)は、令和5年6月1日(木)から令和5年12月11日(月)まで、実施されます。

守口市では平成9年に市民保健センターが開設したのと同時に成人歯科健診を実施しています。 対象者は15歳以上の市民の方全員になっています。 成人歯科健診は他市町村が各医療機関で個別に健診するのと違い、 定点すなわち保健センターで健診し、バラツキの少ない健診を大きな特徴としています。

成人歯科健診の様子

<現在歯・喪失歯の状況>

  • 歯石・歯肉の状況
    歯周病検査(CPITN
  • 口腔清掃状態
  • その他(楔状欠損等)
  • 義歯関連
  • パノラマレントゲン

1. 歯牙の状況

治療が必要な虫歯の有無や、歯が抜けたままになっている場合、部分義歯の処置が必要かどうかを診察しています。

2. 歯石・歯肉の状況

歯周病の原因となる歯石の沈着の有無と、歯肉の健康状態(出血、腫れの有無、歯周病の有無と進行の程度)を、 診察と検査(CPITN)で調べます。

CPITN(歯周病進行度測定検査)

プローブという先が小球になっている針を6ケ所の歯と歯肉の隙間に挿入し、 出血・歯石・歯周ポケットの有無を調べます。

【判定基準】
(6ケ所測定のうちの最大値を表示している。)

0:健全 異常なし

1:出血あり 要指導

2:歯肉の縁、又は歯肉下に歯石あり 要医療

3:浅い歯周ポケット(中等度歯周病の所見)

4:深い歯周ポケット(重度歯周病の所見)

3. 口腔清掃状態

口腔内の清掃状態をチェックする。特に歯垢の付着状況をみています。

4. その他

楔状欠損・咬合異常・顎関節疾患・粘膜疾患等を発見する。
平成16年より舌苔の項目を新設し、東洋医学的な関知から全身状態を診る事を試みています。

5. 義歯関連

義歯の清掃状況、適合状況、新調もしくは修理が必要かどうか判定します。

6. パノラマレントゲン検査

レントゲン撮影の様子 他市町村ではほとんど施行されてない検査です。
歯周病の進行度のほか、顎骨内の腫瘍の発見・親知らずの有無などに役立っています。
撮影したレントゲン写真は健診時に3人の歯科医師で注意深く判定しています。
現在では 15歳・20歳・25歳~70歳と 5歳きざみで撮影・判定しています。

レントゲン撮影の様子

【総合判定】 受診者全員に送付します。

「異常なし」・「要指導」・「要医療」で判定します。さらに受診者によくわかるように現在歯の本数と「あなたのお口の健康状況」コメントを以下のように付記しています。

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